座談会 ソリューション事業編
ソリューション・ラボ・ジャパン株式会社(以下SLJ)では、未経験の若手エンジニアから経験豊かなベテランまで幅広い人材が、テクノロジーを通じてのクライアントの事業に貢献しています。ここでは、システム導入・保守・運用、アプリケーション開発、生産管理システムの構築などソリューション事業を担うエンジニアの座談会をお届けします。
-
Aさん
SOL事業統括 第1SOLサービスSOL開発6部
2018年、新卒入社
大手文具メーカーの生産管理システム導入に携わる。 -
Bさん
SOL事業統括 第1SOLサービス SOL開発3部
2017年8月、中途入社
IBM iの保守をメインに、LongRangeの開発なども手がけている。 -
Cさん
SOL事業統括 第1SOLサービス SOL開発2部
2008年新卒入社
大手物流会社のシステム再構築プロジェクトで、プロジェクトマネージャー兼プロジェクトリーダーを務める。
入社の決め手
皆さんはどのような就職活動をしていたのでしょうか?
SLJの志望理由を教えてください。
就活を始めたころはやりたいことが見つかりませんでしたが、いろいろな業種を検討するうちに、手に職をつけたいと思うようになりました。そこでIT企業に目を向け、面接を受けたのがSLJ。他社の面接では緊張してうまく話せませんでしたが、SLJは人事の方がとても優しく、自分のことを素直に話せたため、内定をいただくことができました。
とはいえ、プログラミングはまったくの未経験。もともと文系ですし、私に務まるのか不安もありました。ですが、入社前の研修で、先輩にプログラミングの基礎を教わり、安心して入社できました。コロナ禍で対面研修は行われていないときもありましたが、先輩の丁寧な指導は変わりありません。
私はキャリア採用で入社しました。SLJの魅力は、システムの保守サービスを大事にしていること。保守サービスを通してお客様をしっかりサポートすると、確かな信頼を得られます。長くお付き合いできますし、そこから新しい案件につながることも。そのため、保守を蔑ろにしないSLJの姿勢に惹かれました。
私は「ものづくりをしたい」「社会貢献したい」という思いがあり、製造業をはじめ、さまざまな業種を受けました。そんな中、ふと「ITもものづくりなんだ」と気付いたんです。製造業はその会社の製品しか扱えませんが、IT企業ならシステムを通して幅広い業種に関わることができ、その先のお客様にもサービスを提供できます。そこに大きな魅力を感じました。そこでSLJの説明会に足を運んだところ、フランクな年配の男性が「よく来たね」と招き入れてくれました。後から知ったのですが、それが当時の社長。「こんなにフレンドリーな社長がいるんだ!」と驚きましたし、その温かい人柄に惹かれて入社を決めました。
私の場合、SLJが日本アイ・ビー・エム社のパートナー企業だという点も、入社の決め手になりました。ベンチャー企業ではなく、しっかりした基盤があるので安心感がありますよね。
中小企業であるSLJが、日本アイ・ビー・エム社からパートナーとして認められているのは、長年にわたって信頼を培ってきたからこそ。私も入社にあたり、SLJの実績を重視しました。
仕事のやりがい
皆さんは、これまでどんなプロジェクトに携わってきましたか?
やりがいを感じるのはどんな時でしょう。
現在は、大手文具会社の生産管理システム導入プロジェクトに参画しています。システムエンジニアとしてお客様の工場に足を運び、ご要望をヒアリングして要件定義から開発まで携わっています。お客様とのやりとりに関してはまだまだ至らない点も多いのですが、開発にあたり、思い描いていたことを実現できた時にやりがいを感じます。
エンジニアの喜びは、そこから始まりますよね。SLJはクライアントから直接開発を請け負う“一次請け”の仕事が多いので、自分たちが構築したシステムをお客様が実際に使ってくださっているのを実感できます。「自分の仕事がお客様の役に立っているんだ」と感じる機会も多いのではないでしょうか。
さらに経験を重ねると、お客様が何を望んでいるかわかるようになってきます。「こうすればもっと便利だろうな」と先回りするとお客様にもっと喜んでいただけますし、信頼が生まれて、次の仕事にもつながります。私の場合、そういう時にやりがいを感じます。
私は入社2年目の頃、あるお客様からご依頼を受け、初めて一人でツールを開発しました。その際、お客様から「このツール、使いやすいね。ありがとう」と言われて、「私の仕事には価値があるんだ」と実感したんです。この仕事は、皆さんの「ありがとう」を集められるんだと気付き、大きなやりがいを感じました。「システムを通して社会貢献したい」と入社当時に思っていたことを、今まさに実現できていると感じています。
SLJの社風、働きやすさ
社内の雰囲気を教えてください。
働きやすさを感じるのは、どんな点ですか?
社内はアットホームで、温かいですよね。先輩方もとても優しくて、普段からよく声をかけてくれます。そのため、仕事上の質問がある時も「ちょっといいですか?」と臆せず話しかけられるんですよね。
私が入社した当時の社長は、日本アイ・ビー・エム社出身の方でした。日本アイ・ビー・エム社では、「〇〇社長」ではなく「〇〇さん」と名字にさん付けで名前を呼ぶのが慣例で、その慣例をSLJでも引き継いだそうです。そのせいか、先輩方もフレンドリーで、役職を問わず話しかけやすい雰囲気があります。雑談から仕事の悩みまで気軽に話せて、風通しの良さを感じます。
リーダークラスで30代後半、部長クラスでも40代と若い方が多いのも、話しかけやすさの一因かもしれません。私も話しかけやすい雰囲気を作るよう、日頃から心がけています。特に、新入社員と違い、キャリア採用の方は一人ずつ入社してきます。どうしても孤立しやすいので、「仕事の調子はどう?」「遅くまで頑張りすぎていない?」と声をかけるようにしています。
私には小さい子どもがいますが、時短で働く“ワーママ”にとっても働きやすい環境です。産休・育休を取得する際も、参画するプロジェクトを上司が調整してくれたり、人事部や管理部が手続きを簡略化してくれたりと、さまざまな面でサポートしてくれました。仕事に復帰する時も「どのプロジェクトに挑戦したい?」と選ばせてもらい、時短ながらも自分の力を最大限に発揮できました
また、「新しいポジションに挑戦したい」と言えば、時短でもチャレンジすることができます。しかも、作ったことのない資料を作成する時は、他の部署の上司も含め、みんなでチェックしてくれるなど、サポート体制も万全。忙しい上司が、嫌な顔ひとつせず時間を割いてくれるのでとてもありがたいです。
こんな人と働きたい
SLJで一緒に働きたいのは、どんな人ですか?
入社にあたり、どんな能力が必要だと思いますか?
コミュニケーションを取りながら、一緒に課題解決に努めていける方だとうれしいですね。
確かに、コミュニケーション力は重要です。私たちが開発・運用するシステムは、人が使うもの。お客様がどんな課題を解決したいのか、何を望んでいるのかを聞き取り、社内で意思疎通を図りながら開発することが重要です。最初はコミュニケーションが苦手でも、だんだん慣れてもらえたらと思います。
一人で仕事を抱え込んでしまうと、いざシステムができ上がった時に「あれ?何か違う……」となることも。それではお互いにとって不幸ですよね。
それに、一人で考えたものより、第三者の視点で意見をもらってブラッシュアップしたシステムのほうがクライアントにも喜んでいただけます。私も、後輩から「ここはこうしたほうがいいのでは」とよく指摘を受けています。「A案とB案、どちらにしよう」と話し合う中で、C案が生まれるのもよくあること。より良い案を生み出すためにも、コミュニケーション力は欠かせません。
もちろん、入社後に技術を磨くことも大切です。プログラミングには、理数系だけでなく、文系の脳も必要です。プログラムは言語なので、わかりやすく組み立てるには読解力、論理的思考力など文系の素養も求められます。
志望者へのメッセージ
最後に、入社志望者や就活中の学生に向けて、メッセージをお願いします。
SLJは、温かい社風が魅力です。最近はリモートワークが多いので、若手社員が週に一度コミュニケーションを取る若手ミーティングを開催しています。資格取得に向けて情報共有したり、雑談したり、気兼ねなく話せる場となっています。IT未経験でも先輩が優しく教えてくれるので、「未経験だからやめておこうかな」と思っている方も、ぜひチャレンジしてください。
先輩や上司にも、臆さず意見を言える環境があります。風通しが良い会社だと思います。
最近、若手が社内ラジオの制作を始めました。その年のスローガンについて社長が解説したり、他の部署がどんな仕事をしているのか説明したりしているので、新入社員も社内の状況を把握しやすく、コミュニケーションのきっかけづくりになるはず。興味のある方は、ぜひ応募していただいて、一緒に働きましょう!