Quick! Base for LANSA

開発プロセスの効率化・
開発コストの削減を図るなら

ローコード開発ツールであるLANSAのWebアプリケーションを加速させるフレームワークです。当社ではIBM iのWebアプリケーションを開発する手法として、IBM iとの親和性が高く、資産継承も可能なLANSAを選択し、開発実績を蓄積してきました。その経験のなかで、LANSAの特性を理解しながら、Webアプリケーションを容易に開発するためのコンポーネントやユーティリティを集約しフレームワーク化しました。開発プロセスが効率化され、開発時間やコストの削減が可能となります。

LANSAとは

制約のないローコード開発ツールで、クライアント側、サーバー側、すべて単一言語とIDEで開発ができるため、モバイルアプリ、Webアプリ、デスクトップアプリの開発が可能です。

サービス特長

  • 1.

    統一性と均質な開発

    • コーディング

      登録や検索などの処理の流れ、記載場所があらかじめ決まっている
      (ライフサイクル)ため、統一されたコーディングが可能です。

    • 操作性

      画面遷移やファンクションキーなどは、Quick! Base for LANSAが
      管理・処理しているため、統一された操作性を実現します。

    • 見た目

      • 画面構成やテーマカラー、エラーメッセージ表示などの見た目を統一します。
      • モニターサイズに応じてページのデザインやレイアウトを
        最適化します。 (レスポンシブデザイン)
      • モバイル版対応可能です。
  • 2.

    効率化 ・スピード

    • 生産性の向上

      • 共通処理、画面遷移などベースとなる処理はQuick! Base for LANSA
        が処理しているため開発を省略できます。
        • 各機能固有の処理のみコーディングが必要です。
      • サンプル、スケルトン(骨組み)が用意されています。
    • テスト工程の短縮

      • 画面遷移やファンクションキーなど共通部分のテストは不要です。
      • 各機能の固有処理のみコーディングするので固有のみテストを実施します。
    • 流用性

      • 検索部、検索結果部など各部品(パーツ)になっているため使いまわしが
        可能です。
      • コーディングの流れが統一されているため、類似箇所のコピーが可能です。
  • 3.

    その他

    • 拡張性

      Quick! Base for LANSAのベース部分や画面構成など運用に沿った
      拡張、改修が可能です。

    • 保守性

      ルールに基づきコーディングを行うので理解が容易です。

    • 学習コスト

      • スケルトン、サンプルが充実しています。
      • Quick! Base for LANSAを学ぶための学習サイトがあります。

アーキテクチャ

Quick! Base for LANSA Webページ ログイン メインフレーム ヘッダー フッター メニュー ベースアンセスター ファンクション パーツベース 検索アンセスター 検索結果アンセスター 各画面で実装が必要なパーツ 各画面ベース(Bパーツ) 各画面検索(Sパーツ) 各画面検索結果(Dパーツ)

基本的な画面構成

ヘッダー メニュー 検索条件 検索結果 フッター 検索条件、検索結果がBパーツ 検索結果がDパーツ 検索条件がSパーツ

各パーツの役割

  • Bパーツ

    • 使用するSパーツ、Dパーツの定義・設定
    • ファンクションボタンの設定とイベントキャッチ
    • 登録処理の実行(サーバーモジュール呼び出し)
  • Sパーツ

    • 検索条件画面のレイアウト設定
    • 検索時のチェック処理(検索必須条件など)
    • 検索処理の実行(サーバーモジュール呼び出し)
  • Dパーツ

    • 検索結果画面のレイアウト設定
    • 検索結果の表示(Oパーツより取得)
    • 登録時のチェック処理(必須などの入力チェック)

SLJが採用している開発手法(準備段階)

共通化の決定、フレームワークの改修 操作性の統一と保守性を向上 画面パターンの構築 操作性と生産性を向上 モック作成、スケルトン作成 画面の事前確認による後戻りの低減、プログラム品質の向上